【DVD】
ベーム指揮ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団の1970年セッション録音。レオノーレはギネス・ジョーンズ。フロレスタンはジェームス・キング。構築的でツボをわきまえたベームの指揮、そして硬質のベルリン・ドイツ・オペラ管の音。じつに《フィデリオ》らしい、またベートーヴェンらしい演奏である。DVDだが、ギネス・ジョーンズの若々しく瑞々しいレオノーレもいい。最後にちょっとだけ出てくるドン・フェルナンド役をマルッティ・タルヴェラがやっているが、図体がじつに巨大で、DVDで見るとドミニック・アングルの描いたゼウスを見るようで如何にも正義然としており大変感動する。



ドホナーニ指揮のVPO盤、アーノンクール盤、ガーディナー盤など聴いてみたが、私の思う《フィデリオ》はああではない。やはり鬱陶しさと説教臭さが何処かにないといかんと考える。なお、わたしは未聴だが、ベームの指揮する《レオノーレ》は以下幾つかライヴCDが再発されているので、聴いてみるのもいいかもしれない。ただし聴いたことないので音質はよくわからん。

 ▽ Lutwig van Beethoven
Fidelio
歌劇《フィデリオ》



■作曲 第1版1804-5年 第2版1805-6年 決定版1814年
■初演 1814.5.23 ウィーン ケルントナートーア劇場
      ベートーヴェン指揮による
■台本 トライチュケとベートーヴェンによる(決定版)
■言語 ドイツ語
■時代 18世紀中盤
■場所 スペイン セヴィリア近辺の国立監獄

《楽器編成》
Fr. 2 Ob. 2 Cl. 2 Fg. 2
Hr. 4 Tromp. 2 Tromb. 2 Tim.
1st Violin 2nd Violin Viola Cello C.bass


《おもな登場人物》
フロレスタン (テノール) レオノーレの夫。ピツァロの不正を追及した廉で政治犯として監獄に捕らえられている。司法大臣ドン・フェルナンドの盟友。
フィデリオ (ソプラノ) フィデリオとはフロレスタンの妻レオノーレが男装をして名乗っている名前。夫を救うべく監獄に潜入、男として働いている。
ドン・フェルナンド (バリトン) 司法大臣。フロレスタンの盟友。最後の最後にいいとこを持っていく。
ドン・ピツァロ (バリトン) 監獄長。典型的な悪い奴。獄番ロッコにフロレスタンの殺害を命じる。
ロッコ (バス) 監獄の番人。マルツェリーネの父。基本的には善人。ピツァロにフロレスタンの殺害を命じられ尻込みする。
マルツェリーネ (ソプラノ) ロッコの娘。監獄の門番ヤキーノに想いを寄せられるが、本人はレオノーレが男装をしたフィデリオに心を寄せる。
ヤキーノ (テノール) 獄番。マルツェリーネに片想いをする。



■概要

 楽聖ベートーヴェンが残した唯一のオペラ。
 そしてその楽聖は、このオペラを最終決定稿にもっていくまでに、何と9年の歳月をついやしている。この作品にかける思い如何ばかりかというところだが、そもそも最初のスケッチは1804年、つまり彼にとって大飛躍の作品・エロイカ交響曲が完成した年に始まっている。
 1802年、ウィーンの音楽界の大物ブラウン男爵は、ベートーヴェンに新作オペラを依頼している。そしてその原作として選ばれたのはフランスの作家ジャン・ニコラス・ブイイによる《レオノーレ》である。それを舞台監督ゾンライトナーがドイツ語に訳し、1804年に作曲を始めたベートーヴェンは結局翌1805年6月ころに完成した。
 ところが、1805年といえばナポレオンが暴走の限りを尽くしていた年である。実際当年末にはナポレオンはオーストリアの首都ウィーンに迫り、11月にウィーンを占領してしまう。晩秋に予定されていた《フィデリオ》第1版の初演は当然遅れ、結局は1805年11月20日に行われる。ただし、それらを観劇するのはドイツ人ではなく、この地を占領していたフランス軍将兵である。当然ドイツ語を解するわけもなく、さらにフランス人とこの作品にベートーヴェンが盛り込んだ真面目一徹の人間愛なんぞ相交わるわけもなく、初演を含めた公演のシリーズはグダグダに終わってしまう。
 それに危機を感じたベートーヴェン、鋭意改訂を目指す。シュテファン・フォン・ブロイニングが台本の改訂にあたり、音楽の改訂についても翌1806年に完成する。これは1806年3月29日にウィーンで初演、なかなかの評価を得た。但しベートーヴェンはその評価に満足せず、更なる台本を含めた手直しを考える。なお、この作品については序曲も変更されており、今回の初演については現在《レオノーレ第2番》と呼ばれている曲が用いられた。
 一応この形式で完成でもよかったわけだが、ベートーヴェンは1814年、当オペラの再演が決定すると、またぞろこの作品の修正にかかる。台本の改訂をゲオルグ・トライチュケに委嘱し、作曲改作は1814年3月から5月に行われた。当年5月23日には当該決定版の初演となるが、序曲のみ間に合わず、当日は序曲《アテネの廃墟》が用いられた。結局序曲も5月26日に完成し、その序曲こそ《フィデリオ》序曲である。
 この決定版の初演は、前2版とは比較にならぬ好評をもって迎えられた。

■内容

 序曲
 単独でも奏される名曲。
 アレグロ ホ長調 2分の2拍子。ヴァイオリンをはじめとするフォルテ序奏から幕は開く。小節の頭にスフォルツァンドをつけたこの旋律は劇を支配する基本動機であり、かつ分析的にみると、スフォルツァンド3つ+アウフタクトつきの和音、という意味で、交響曲第5番と同じように運命の扉を叩いている。しかしすぐにアダージョに移り、dolce のホルンで美しい副次的旋律が出る。このアレグロ - アダージョ関係は繰り返され、やがてアレグロで、ホルンに次の主題が出る。この主題は冒頭基本動機を展開した形式であり、膨らみ上がっていくようでエロイカ交響曲の主部を彷彿とさせる。ひとわたり展開した後、コーダはプレストの激しさで進められ、各動機が総出演し、最後は符点付き基本動機が駆け上がるようにして終わる。

 第1幕
 国立監獄、中庭。
 監獄の事務室のような場所で、ヤキーノが獄番ロッコの娘マルツェリーネに言い寄る。冒頭はモーツァルトのジングシュピール風というべく、たとえば《フィガロの結婚》冒頭と違うのは女は男に対して全く気がないというところくらいである。ヤキーノはマルツェリーネさえ承知してくれたら数週間のうちに式の日取りをというが、マルツェリーネは仕事をしながらまったく聞く耳を持たない。二重唱は軽快で滑稽である。来客に扉が叩かれるがヤキーノはそれどころではなく、一生懸命マルツェリーネを口説く。石像のように表情を変えないマルツェリーネ。やがてヤキーノは庭で彼の名を呼ぶ上司ロッコに舌打ちしながら出て行く。独り残ったマルツェリーネ、ハ短調のアリアでフィデリオへの愛しい想いを悩ましげに歌う。しかし、彼と結婚できたらという夢想でハ長調に転調し、乙女は夢の家庭生活を想像して歓びの歌を歌う。やがて父親ロッコがやってきて、「フィデリオはまだ帰って来ないのか?」という問いかけからマルツェリーネは現実に戻るが、その後すぐフィデリオつまり男装したレオノーレは帰ってくる。やがてヤキーノも加わり、カノンの四重唱が始まる。アンダンテ・ソステヌート 8分の6拍子 ト長調。ロッコはマルツェリーネの想いをよく分かっており、かつ働き者で誠実なフィデリオを憎からず思っている。やがて婿にしてやろうと無邪気な計画ににやつくロッコ。ただただ当惑するレオノーレ。これまた無邪気に歓びを歌うマルツェリーネに、困惑と苦しみを歌うヤキーノ。四者四様の表情を描き分けて妙である。やがて訳知り顔のロッコ、アリア〈カネの歌〉を歌う。アレグロ・モデラート 4分の2拍子 変ロ長調。「カネがないと幸せになれない」と歌う下世話なアリアだが、生活なるものに長い間向き合ってきた素朴なロッコの人柄が出ている。しかし歌が終わるとレオノーレ、「大切なものは信頼」と言う。ただこれはロッコの素朴な思想信条に反駁しているのではなく、ロッコの信頼があるのならば、政治犯が収監されている地下牢に自分を入れてくれませんか、と水を向けている。無論、彼(というか彼女)の夫、フロレスタンを救うためである。やがてマルツェリーネも加えた三重唱。アレグロ・マ・ノン・トロッポ 4分の4拍子 ヘ長調。地下牢の危険性を訴えるロッコに対し、勇気を示して自分は行くと伝えるレオノーレ。息子よでかしたその調子だと感激するロッコ。そしてマルツェリーネはレオノーレの堂々たる姿に感激して歌う。やはり三者三様であるが、いずれもその想いはちぐはぐである。やがて行進曲が聴こえ、監獄長ピツァロ自らがやってくる。出迎えるロッコ。ピツァロはロッコから、郵便で届いた書類を受け取るが、そこには司法大臣が明日、臨時視察をすると記載されている。驚くピツァロ。政治犯として収監している義士フロレスタン、彼は実はピツァロの悪事を暴こうとして収監、幽閉されているのである。司法大臣はフロレスタンの盟友、悪事が露見したら偉いことになる。ピツァロ、フロレスタンの緊急処刑を腹に決める。ピツァロのアリアと合唱。アレグロ・アジタート ニ短調 4分の4拍子。悪の権化ピツァロは、フロレスタンに危うく足をすくわれるところだったという想いと、処刑することができるという喜びを歌う。そばでその異様な様子を眺めている兵士たちは脅えながら、合唱でピツァロのただならぬ様子をトレースする。やがてロッコと二人になったピツァロ、カネが山ほど入った袋をロッコに投げ与える。二人の二重唱。アレグロ・コン・ブリオ イ長調 4分の4拍子。金袋を持って驚くロッコ。そのロッコをさらにピツァロは驚かす。フロレスタンを殺せ、というわけである。ただただ困惑するロッコ。押し込むピツァロ。獄番の仕事に人を殺すという義務は入ってない、とどうにか拒絶しようとするロッコ。ピツァロは「それではワシがやるからあの男のところに案内しろ」という。長い間、幽閉されているフロレスタンが飢えに苦しんでいることを知っているロッコ、やがて死ぬほうが彼のためかもしれない、と思い詰めて二人で退場する。ひとり現れたレオノーレ、ピツァロを見送りながら、ただならぬ雰囲気に不安と怒りを抱く。レチタティーヴォ。〈極悪人よ何処へ行くのか〉 アレグロ・アジタート ト短調 4分の4拍子。やがてレオノーレのアリア〈訪れよ、希望よ〉が歌われる。ホ長調 4分の2拍子。ひたすら美しく、かつ力強く、夫婦愛の勁さを歌い上げる。歌い終わったレオノーレは、ロッコを追って舞台を去る。ヤキーノとマルツェリーネが現れ、ヤキーノはまたぞろマルツェリーネを口説きにかかる。そこへ帰ってくるレオノーレとロッコ。ロッコはヤキーノに、「娘はやれぬ」とはっきり断る。困惑するレオノーレ、囚人をたまには中庭に出してやったら、と提案する。しばらくロッコは逡巡するが、やがてそれを許し、罪の軽い囚人たちが中庭に出てくるところから終曲フィナーレとなる。アレグロ・マ・ノン・トロッポ ニ長調 4分の2拍子。弱音の高音域にて鳴らされる弦は仄かな光を示し、やがて音楽はつかの間の太陽を浴びることができる囚人たちの喜びを描く。ロッコはレオノーレに、ともに地下牢に行けることを告げる。それを聞き囚人と同様「何という喜び!」とつかの間喜ぶレオノーレだが、ロッコがフロレスタンの墓穴を掘る仕事を手伝えというに対し驚き飛び退る。音楽も風雲急を告げるように転調。アンダンテ・コン・モート 変ホ長調 8分の6拍子。夫の身を案じ苦悩するレオノーレを見て「やはりワシ独りで行く」と告げるロッコだが、レオノーレは意を決して「それが私の仕事」と共に行くことを懇願する。突然音楽は緊迫し、マルツェリーネとヤキーノが急いでやってくる。囚人を中庭に出しているのに気づいた監獄長がやってくる。アレグロ・モルト 変ホ長調 4分の3拍子。ピツァロがやってきて、ロッコを叱りつける。どうにか宥めるロッコ。音楽はアレグレット・ヴィヴァーチェ 変ロ長調となり、囚人たちはもときた牢に戻される。暖かい日差しよさらば、といとも哀しげな囚人たちの合唱。そしてマルツェリーネ、ヤキーノ、ピツァロ、ロッコ、そしてレオノーレの五重唱。それらは荘重に盛り上がったのち、ゆるやかに静かになって幕を終える。

 第2幕
 第1場 地下の石がむき出しの牢。フロレスタンは身体に鎖をまかれ、その鎖は石壁に固定されている。
 暗鬱さを示す弱奏の弦、そして生への意志のように合間に強奏される管楽の効果的な序奏ののち、フロレスタンのレチタティーヴォとアリア。レチタティーヴォ ヘ短調 4分の4拍子。フロレスタンはいまの境遇の救われなさを歌うが、同時に神の意志を信じ、「不平などつぶやくまい」とどこまでも健気である。続くアリア〈人の世の美しき春にも〉の旋律は《レオノーレ序曲第1〜3番》でいずれも用いられている重要で美しい主題。アダージョ・カンタービレ 変イ長調 4分の3拍子。アリアのなかで、自分の本分を尽くして鎖に繋がれていることに後悔はないことを歌うフロレスタンは、やがて妻レオノーレを恋い慕い、そして遂に彼女の幻を見て感動のあまりそこに倒れこむ。
 ロッコとレオノーレが石段を降りてくる。墓穴を掘る仕事を始めるために。レオノーレとロッコのメロドラマ。レオノーレは愛する夫を遠くに見るが、彼は身動き一つしない。ロッコはただその間に仕事を果たそうと、寒い地下牢で葡萄酒をちびりながらさかんに働く。続く二人の二重唱。アンダンテ・コン・モート ハ長調 4分の4拍子。気配に気づいたフロレスタンは力なく起き上がる。水を所望するフロレスタンに、飲み残しの葡萄酒をやるロッコ。やつれ果てた夫を見て胸も張り裂けんばかりのレオノーレ。しかしまだフィデリオとしてここにいなければならない。葡萄酒を受け取りながら、深く感謝するフロレスタン、こんな中でも健気にも「しかしあなたがたの恩に報いることはできない」「生まれ変わったらお礼を」とヒューマニズム溢れることを言う。三重唱。モデラート イ長調 4分の4拍子。レオノーレは胸塞がれる想いを、フロレスタンは神と二人への感謝の想いを、そしてロッコはフロレスタンへの同情と、余りに酷い仕打ちへの想いを、歌う。レオノーレは隠し持ってきたパンをフロレスタンに与える。深く感謝するフロレスタン。より苦しみ、妻としてフロレスタンを抱きしめたい想いをなおも抑えるレオノーレ。しかし墓穴を掘る仕事を終えたロッコは、忠実にもピツァロに合図を送るために扉の方へ向かう。合図の警笛を吹くロッコ。踊り込んでくるピツァロ。自分の死を直感するフロレスタン。音楽は激し、最大の山場である四重唱を迎える。アレグロ ニ長調 4分の4拍子。短剣を持ってフロレスタンの前に立つピツァロ。落ち着きながらピツァロと対峙するフロレスタン。いざ短剣が刺さらんとする瞬間、物陰から飛び出すレオノーレ。「まず妻を殺せ!」と叫んでフロレスタンをかばうレオノーレに、一同「妻だと?」と仰天。レオノーレです、と初めて名乗る妻を見て、フロレスタンは「喜びのために血もこわばる思い」と感激する。女など恐れるものかと強がるピツァロだが、レオノーレの手には短銃が握られている。いざ飛びかかろうとするピツァロだが、その瞬間、塔の向こうから大臣の到着を知らせるラッパの音が聞こえてくる。「救われた!」と喜ぶフロレスタンとレオノーレ。呆然とするピツァロ。ヤキーノが大臣の到着を告げるべく飛び込んでくる。ニ長調の四重唱は最高潮に達する。やがて絶望するピツァロとただ驚くロッコ、そしてヤキーノが退場し、夫婦は二重唱で〈言い尽くせないこの喜び〉を歌う。アレグロ・ヴィヴァーチェ ト長調 4分の4拍子。彼らは何度も互いの名を呼び交わし、神の慈悲に感謝する。
 第2場 城の前の堡塁。民衆が集まっている。囚人たちも自由を得て外に出ている。
 ハ長調の明快で輝かしい管弦楽のなか、ヤキーノ、マルツェリーネに加え、司法大臣ドン・フェルナンド、ピツァロ、将校が登場する。ドン・フェルナンドは進み出て、国王の命で暗黒の不法を暴くためにやってきた、と正義を表現する。喜ぶ民衆、囚人たち。ロッコが現れ、押しとどめるピツァロを尻目にフロレスタンを引き合わせ、彼に対する慈悲をドン・フェルナンドに求める。かつての盟友の変わり果てた姿に驚くドン・フェルナンド。続けてロッコは、レオノーレの婦人の鑑たる堅忍不抜、男装までして獄に奉公し、遂に夫を救った振舞いについて語る。正義を求めて声を上げる民衆。ドン・フェルナンドは将校に目配せをし、配下はピツァロを囚人として獄に連れ去る。ドン・フェルナンドはレオノーレに、フロレスタンの鎖の鍵を渡し、彼を自由にするよう伝える。自由の身で抱き合う二人。そして囚人と民衆一同は、レオノーレの行いを行いを称え、フロレスタンはレオノーレに感謝し、レオノーレは愛の気高さを歌い、大団円のなか幕を閉じる。


■付記

 ベートーヴェンの唯一残したオペラはこうである。
 彼の作品は、響きだけでなくその思想までモノフォニックであって、夫婦愛と、それから同心円状に拡がる形での人間愛のみによって、この作品はできている。ヒューマニスティックな博愛とは多少異なり、肉親や近しいものへの愛情を基とした愛の叫びであり、この《フィデリオ》でいえば、存在するのはレオノーレとフロレスタン、そしてそれに反逆するピツァロと、愛を讃える民衆だけ、といった風情で、それ以外の登場人物は添え物ですらないとさえいえる。
 それだけに、モーツァルトや、または後年のワーグナーやらヴェルディ、リヒャルト・シュトラウスなどの音も筋も複雑に入り組んだオペラと較べてみると全然面白くないのだが、この一種の「一途さ」は芸術にとって必要不可欠なものであるようにも思う。もっといえば、この作品にいつか人生の何処かで救われる瞬間が必ずあるような確信がある。

(up: 2015.4.2 )
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