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コンテンツ > 美術 > ヤン・ファン・エイク > ゲントの祭壇画 | |||
spatium artis ( 2009.3.15 updated ) | |||
Genter Altar | |||
ゲントの祭壇画 | |||
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![]() 【部分図。クリックにて全開扉図拡大】 |
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■梗概 中心に父なる神、左右にマリアと洗礼者ヨハネを遇し、アダム、イヴ、「小羊の礼拝」、「巡礼者たち」、「キリストの騎士」など、全20枚の板絵からなっている。回転式絵扉からなっており、曜日によって異なる面を開き、特定の場面を見せるような仕組みである。なお、マリアと洗礼者ヨハネによってキリストを挟む構成は「ビザンティン美術のデエシス(誓願)」と呼ばれる。 この作品はエイク兄弟の最高傑作であるばかりではなく、15世紀で最も美しい作品と評するひとも少なくない。 |
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![]() 上の部分、天井裏のような形のところに描かれているのは、それぞれ旧約の預言者たち。 中半分は受胎告知であり、左がガブリエル、右がマリアである。 下段は左の色がついている人から、寄進者、洗礼者ヨハネ、福音書記者ヨハネ、寄進者の妻。 (クリックにて拡大します) |
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![]() 先にも述べたように、ビザンティン美術においてはデエシスとして有名な構図だが、デエシスとは誓願のこと。両翼の二人がキリストにとりなしを求めるためにこの名前が付いたものであるらしい。 |
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![]() (クリックにて拡大します) |
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