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spatium artis ( 2009.3.15 updated )
■1390-1441年
■フランドル出身
■初期フランドル派
 JAN VAN EYCK

■略歴

 北方フランドルの創始者というべき画家。兄はヒューベルト、弟はヤンだが、兄には確実な作品とされるものがなく、また生年も確かではないため、ここでは主に弟ヤンを代表者として表題化している。
 フランドルはベルギーの西方にあたり、彼らエイク兄弟以降で有名な画家として、ロヒール・ファン・デル・ウェイデンなども輩出した。エイク兄弟の時代、世はイタリア・ルネサンス全盛期であり、アルプスの向こうでは光彩陸離たる絵画・彫刻芸術と政治的権謀術数が花盛りで、非常ににぎやかな時代であった。その、芸術的飽和状態であるかに見えるイタリアだったが、当時イタリアが輸入していた美術品、それがフランドル絵画であった。
 絵画技法として、それまでは卵白に絵の具を溶かして塗布する「テンペラ」が主流だったのだが、エイク兄弟は乾性油に樹脂を混ぜた、今でいうところの油絵、すなわち油彩画の技法を完成させた。油彩の技法によって重ね塗りや細密描写が可能となり、より透明感溢れる、写実的な絵画制作が可能となった。
 エイク兄弟の源流は、既に北方フランドル地方で盛んに行われていた時祷書制作にある。写本彩色技術にかけては世界でも随一であったフランドルにおいて、写本彩色画で活躍していた芸術家として例を挙げれば、有名なランブール兄弟がいる。エイク兄弟は当初、他の美術家と同じく写本制作を行う。ここで完成した時祷書として、「トリノ・ミラノ時祷書」が有名である。その極めて細密な絵画表現は、のちに代表作となる「ゲントの祭壇画」に見られるものと全く同じで驚嘆させられる。


■作品


"Gentar Altar"(1432)
 《ゲントの祭壇画》
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