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spatium artis ( 2009.3.13 updated ) | |||
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ALBRECHT DÜLER | ||
■略歴 ニュルンベルクに生まれる。当初は父と同じ金銀細工師としての訓練を受けるが、本の挿絵木版画を制作するようになり、ヴェネツィアへ旅しルネサンス様式を吸収する。ヴェネツィアではジョヴァンニ・ベッリーニに心酔し、晩年に至るまで交流する。のちにはフランドルへも遊んでいる。鋭利な線描による比例的秩序を伴った人体描写は圧倒的である。また、晩年はより自由な創意を盛り込むことができる銅版画に傾斜し、当代の神秘主義思想に裏付けられた版画を制作した。ことに「書斎の聖ヒエロニムス」「メランコリアT」「騎士と死と悪魔」の三大銅版画は、ルネサンス期の思想を研究する上で不可欠のものである。 その構成力と精神性は、まさしくドイツ絵画史上最高であるといえよう。 |
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■作品 "Melencolea T"(1514) 《メランコリアT》 "Die Vier Apostel"(1526) 《四人の使徒》 |
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