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コンテンツ > 音楽 | ||
音楽(おんがく) music[英] , Music[独] , musique[仏] , musica[伊] 語源的には中国語の「音」は声音、「楽」は(打)楽器音をあらわすが、その合成語の「音楽」が英語の「ミュージック」に対応する用語となったのは明治以 降といってよい。もともと「ミュージック」はラテン語(ムシカ)、さらにはギリシア語(ムシケー)にさかのぼることができ、文芸、音楽、舞踊、歴史、天文 などをつかさどるいわゆる詩の女神(ミューズ)たちの技芸を意味していた。しかし、古代からの数千年の時代の流れ、および世界の諸民族の多様化の中で、音 楽のとらえ方は千変万化の様相を呈している。現時点では人間の声音および楽器音の組み合わせによって実現される芸術ないし人間の表現、表出活動としてとら えられている。 (以上、音楽之友社『音楽中辞典』より) 音楽という概念はギリシア語〈ムシケー〉に遡る。古代ギリシアでこの語は第一に〈文芸〉〈音楽〉〈舞踊〉が混ざって一体化した芸術を、そして第二に特に 〈音芸術〉を意味した。音楽の歴史で音芸術と言語や踊りとの結合は絶えず新たな形態を生んだ(歌曲、バレー、オペラなど)。他方、器楽においては自律的な 音楽現象が発展したが、標題音楽のように音楽外的事象と密接に結びつくこともあった。 音楽には音響素材と精神的理念という二つの要素が含まれる。両者は形式と内容のように併存するのではなく、音楽の中で互いに結合して一個の総体的な姿を形成する。 音響素材が精神的理念の担い手となるためには、選択と整序によって、それが音楽以前に整えられなければならない。つまり無数の自然な音響のなかから楽音 が選び出される。部分音列という楽音の構造自体がすでにひとつの秩序を示し、それによって楽音は精神的意味の担い手となるべく定められている。 (以上、白水社『図解音楽事典』より) |
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音楽一般 ■調性関連 > 調性表および調性 > 音色と音=色 ■音楽史略年表 ■生没年比較表 |
作曲家とその音楽 |
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> 作曲家アルファベット順 | ||
古典派 Beethoven, Lutwig van 交響曲第2番 ニ長調 (1802)/交響曲第3番 変ホ長調 (1804)/交響曲第4番 変ロ長調 (1806) |
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ロマン派 Schubert, Franz 交響曲第5番 変ロ長調(1816) |
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ロマン派後期 Brahms, Johannes 交響曲第2番 ニ長調 (1877)/交響曲第4番 ホ短調 (1885) Wagner, Richard ロマン的歌劇「タンホイザー」(1845)/ロマン的歌劇「ローエングリン」 (1848)/舞台神聖祝典劇「パルジファル」 (1882) Bruckner, Anton 交響曲第5番 変ロ長調 (1878)/交響曲第6番 イ長調 (1881)/交響曲第7番 ホ長調(1883) Mahler, Gustav 交響曲第1番 ニ長調 (1888)/交響曲第4番 ト長調 (1900)/交響曲第5番 嬰ハ短調 (1902) |
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フォルクスオーパー派 Offenbach, Jack 喜歌劇《青ひげ》 (1866) Strauss, Johann U 喜歌劇《こうもり》 |
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ロシア及び民族主義 Tchaikovsky, Peter Irich 交響曲第5番 ホ短調 (1888) Bartok, Bera 歌劇「青ひげ公の城」 (1911) Stravinsky, Igor バレエ「春の祭典」 (1913)/歌劇「ナイチンゲール」 (1913) Myaskovsky, Nicolai ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 (1938) Shostakovich, Dmitri 主要作品リストへ |
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現代 Messiaen, Orivier 《世の終わりのための四重奏曲》(1942) Vasks, Peteris 「遠き光」ヴァイオリンと弦楽オーケストラの為の協奏曲 (1997) Nikolai Kapustin |
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